「讃美歌21」 87番
 「罪なき小羊」
 世界の教会で歌いつがれてきたコラールです。作詞作曲のニコラウス・デツィスは宗教改革時カトリックからプロテスタントに変わった人で、それまで讃美歌はラテン語ばかりだったのをドイツ語で歌ったはじめての曲とも言われます。バッハが「マタイ受難曲」の冒頭にこのコラールを用いています。

讃美歌歌詞

1 罪なき小羊 十字架にかかりて
  あざけりうけつつ 苦しみ忍びて
  われらの罪とが にないたまえり。
   イェスよ、あわれみたまえ。

2  罪なき小羊 十字架にかかりて
      あざけりうけつつ 苦しみ忍びて
      われらの罪とが にないたまえり。
      イェスよ、あわれみたまえ。

3  罪なき小羊 十字架にかかりて
   あざけりうけつつ 苦しみ忍びて
     われらの罪とが にないたまえり。
  イェスよ、平和をたまえ。

 
黙7:10 ヨハ1:29 イザ53:7

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