「讃美歌21」 95番
 「聖なる霊よ」

 この讃美歌は、信仰告自・堅信礼のための数少ない歌の一つです。
 聖公会の聖職者であったウイリアム・D・マクラーゲン(1826〜1910)の作詞。大主教となり英知に長けた人としても有名でした。
 一方作曲者のジョゼフ・パリー7(1841〜1903)は貧しかったために10歳で炭鉱に入り、28歳でアメリカに移住。肉体労働の合い間に作曲し、賞を取り、本格的に音楽の勉強をはじめ、晩年は音楽大教授となった人物です。
 讃美歌歌詞

1 聖なる霊よ、愛のみ神よ、
  このしもべらに 近づきたまえ。
  洗礼受けし 幼き日より
  主はこの日まで 導きたもう。

2 この時立てる 聖なる誓い
  祝させたまえ 力の神よ。
  いかなる時も 信仰にたち
  罪に打ち克ち 命に歩まん。

 詩139:13‐18 エレ1:5
 ルカ2:41‐52 ヨハ12:26


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