1 涸れたる谷間に 水を求めて
あえぎ さまよう 鹿のごとくに
わが魂は 神を求むる。
み顔 仰ぐ日は いついかなる日か。
2 この世の人々 われを囲みて,
あざけり ののしり 絶え間なく言う,
「お前の神は どこにいるか」と。
ただ涙のみが 日ごとのわが糧。
3 思えば なつかし 過ぎ去りし日々。
よろこび歌いて 祭りに集い,
み前に伏して 感謝をささげ,
み神をたたえし 祝福の日々よ。
4 今,わが魂 うれいに沈む。
大波とどろき われを超えゆく。
なにゆえ 神は 祈りを聞かず,
苦しむ わが身を 忘れ 見放すか。
5 なにゆえ うなだれ 思い乱れて,
なにゆえ 呻くか,わが魂よ。
ただ待ち望め 岩なる神を,
その み顔こそが わが 救いなれば。
詩42, ネヘ1:4-11, マタ5:6
|