「讃美歌21」 136番
 「わが魂 黙して」
 詩編62をパラフレーズしたもの。
 「わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。神はわたしの岩、私の救い、砦の塔。わたしは動揺しない。」(6・7節)。私たちが多くを語りあれこれ計画するとき、その多くは空しいものになる。ただ虚心に祈り御心を求める時に希望が湧き本当の強さを知る。これは経験的信仰の秘儀である。
 讃美歌歌詞

1 わが魂 黙して ただ主を待つ。
  主わが岩なれば 動かされじ。

2 その岩はかたく われを守る。
  救いと栄えは ただ主にあり。

3 人々はすべて 空しきもの、
  計れば息より 軽きものぞ。

4 この世の力を たのみとせず、
  増えゆく富にも 心よせず。

5 主ひとたび語り、われまた聞く、
  強さと力は 主のものなり。

6 主よ、いつくしみは 主のものなり、
  主、わが業により 報いたまわん。

詩62 Ⅱコリ5:10 黙22:12




讃美歌21の目次