「讃美歌21」 144番 「主に向かって喜びうたおう」

  詩95番1〜7節を、聖書の言葉そのままで歌う「詩篇の歌」。表題のTONE2とは修道院で詩篇を朗誦がはじまり、そのために一つの音に一つの言葉ではなく、一つの音に多くの言葉を付ける方法がとられ、これが詩篇唱(TONE)です。このTONEは9パターン作られこの144番はそのパターン2番目そのまま題名となりました。
 詩編応唱では、音符どおりに歌おうとするよりも朗誦を大切にすることです。言葉に従って音の高さを自由に変えるぐらいの気持ちで伸び伸びはっきりと歌いましょう。

  讃美歌歌詞

    (答唱)
    主に向かって 喜びうたおう。

1 主に向かって 喜びうたおう。
  救いの岩に向かって 喜びの叫びをあげよう。

2 み前に進み,感謝をささげ
  樂の音に合わせて 喜びの叫びをあげよう。

3 主は大いなる神
  すべての神を超えて大いなる王。

4 深い地の底も み手の内にあり
  山々の頂も主のもの。

5 海も主のもの、それを造られたのは主。
  陸もまた、御手によって形づくられた。

6 わたしたちを造られた方、主の御前にひざまずこう。
  共にひれ伏し、伏しおがもう。

7 主はわたしたちの神、わたしたちは主の民、
  主に養われる群れ、御手の内にあるひつじ。
  今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。

(頌栄)父と子とせいれいに みさかえあれ。

            詩95 申6:16 ヘブ3:7−11


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