作詞は当時神学生だった井置利男と梅田信治の合作。曲は高田早穂見と日本人による讃美の代表作ともいえる。三人とも敗戦を経験するなかで、キリスト教と出会い、信仰を持ちました。「主は振り向いてペトロを見つめられた。」(ルカ22:61)その主のまなざしが自分にも向けられていることに三人は感動しました。
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1 ああ主のひとみ まなざしよ、
きよきみまえを 去りゆきし
富める若人 見つめつつ、
なげくはたれぞ、主ならずや。
2 ああ主のひとみ まなざしよ、
三たびわが主を いなみたる
よわきペトロを かえりみて、
ゆるすはたれぞ、主ならずや。
3 ああ主のひとみ まなざしよ、
うたがいまどう トマスにも、
み傷しめして 「信ぜよ」と、
招くはたれぞ、主ならずや。
4 きのうもきょうも かわりなく、
血しおしたたる み手をのべ、
「友よかえれ」と まねきつつ
待てるはたれぞ、主ならずや。
イザ55:6-7 申32:10 マコ10:22
ルカ22:61-62 ヨハ20:27
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