「讃美歌21」 218番
 「日暮れてやみはせまり」

  19世紀の代表的な讃美歌の一つで、英語圏でも愛唱されている讃美歌。作詞者ヘンリー・F・ライト(1793〜1847)はイギリス国教会司祭で54歳で召される2ヶ月前の日曜日、彼は死期を悟り、告別説教を行い、その夜にこの讃美歌を書き上げました。人生の夕暮れの不安と恐れを覚えつつ書かれた詞ですが、主への信頼と永遠の生命への希望がまさって語られます。

  讃美歌歌詞

1 日暮れて やみはせまり、
  わがゆくて なお遠し。
  助けなき身の頼る
  主よ、ともに宿りませ。

2 いのちの 終わりちかく、
  世の栄え うつりゆく。
  とこしえに 変わらざる
  主よ、ともに宿りませ。

3 うつりゆく世にありて、
  誘惑は なお強し。
  ただ主こそ わがちから。
  主よ、ともに宿りませ。

4 死のとげ いずこにある。
  死のちから せまるとも、
  主に依れば 恐れなし。
  主よ、ともに宿りませ。

5 閉ずる目に 十字架の
  み光を 仰がしめ、
  み国にて 覚むるまで
  主よ、ともに宿りませ。




 ルカ24:29 ホセ13:14 Iコリ15:55

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