「讃美歌21」 245番 「世の成らぬさきに」

  作詞者はプルデンティウス(248〜413)は、スペイン生まれ、教育を受け裁判官となり、皇帝の側近となり出世します。その彼がローマに旅し初期キリスト教の遺跡を見て感動し、回心して修道院に入りこの曲を作りました。曲は11〜15世紀頃の西方教会のグレゴリオ聖歌。
 

讃美歌歌詞

1.世の成らぬさきに 既にいまして、     3.遠き昔より 待ち望みたる
  父の愛により 生まれしみ子は、        約束の時は 今こそ来たる。
  アルファ、またオメガ、永久にいます主。     すべての人びと、歌え、よろこベ。
  栄光、神にあれ!                   栄光、神にあれ!
  
2.聖霊によりて 祝福うけし            4.天よ、鳴りひびけ、み使い歌え。
  マリアはみ子イェス 宿したまえり。      地にある国ぐに おそれ、ひれ伏せ。
  このみどり子こそ 世の救い主。        賛美の歌声 世界を満たせ。
  栄光、神にあれ!                  栄光、神にあれ!

            5.み子なるキリスト、父と聖霊
              ひとりのみ神に 感謝ささげよ。
              誉れとちからと 永久の勝利と
              栄光、神にあれ!
              アーメン。

   ヘブ1:1−4 ヨハ1:1−18 ルカ1:70−75 黙1:8

讃美歌21の目次