「讃美歌21」 273番 「この聖き夜に」
どちらかと言えば、クリスマスには不釣合いな暗い曲ですが、思えば主イエスが誕生した時代もヘロデ王の圧政など暗雲たちこめる只中にクリスマスは輝いたのです。クリスマスはストレートの明るさではなく闇の中に小さく輝く明るさなのかも知れません。作詞のヨッヘン・クレッパーは、そんなクリスマスをイメージしています。作曲のヴォルカー・グヴィナーの単純な旋律とうまく合っています。 讃美歌歌詞 1. この聖き夜に、 3. こよい誰か知る、 われらに代わりて まぶねのかたえに 苦しみ負うため、 墓は備えられ 御子は生まれたもう。 死の日を 待てるを キリエレイソン。 キリエレイソン。 2. この夜 世界は 4.貧しき ふしどに よろこび祝えど、 まどろむみどり子 馬小屋の御子の その身に負いたもう ゆくては十字架。 われらの審きを。 キリエレイソン。 キリエレイソン。 5.よみがえりの朝、 はじめてわれらも み顔を仰ぎて 心より歌わん。 主にホサナ。 ルカ2:7 Uコリ8:9 ルカ2:34 イザ52:13〜53:5 ※キリエレイソン」は「キリエ・エレイソン」 (主よ、私たちを憐れんでください) の短縮形。
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