「讃美歌21」 340番
 「来たれ聖霊よ」

 歌詞はラバヌス・マウルス(776〜856)によっ て作られたといわれます。ベネディクト派の修道士で詩人でもありラテン語からドイツ語の聖書辞典も書い書いた神学者です。
 曲は現代の作曲家H.B.レーダーハウス。
 1964年に作曲されたということ以外、曲や作曲家について詳しくはわかりません。でも1100年以上の長い歳月を経てこの詩とこの曲が出会い、結びついて讃美歌になっているのは不思議であり素晴らしいことです。
 讃美歌歌詞

1. 来たれ聖霊よ、われらの心に。
つくられしもの を満たせ、恵みもて。

2.慰めなる主よ、いのちの泉よ、
  注がせたまえや、貴き賜物。

3.み力によりて わが身を強めて、
  燃やしたまえ、主よ、心に愛の火。


4.七つの賜物 与うる聖霊、
  広めさせたまえ、み神のことばを

5.敵を追い払い、悪より遠ざけ、
  与えたまえ、主よ、乎和をわれらに。

6.聖霊によりて 父・子なる神を
  さとらせたまえや、信ずるものらに。
(頌栄)父・み子・聖霊に
    代々に栄えあれ。
    アーメン。


イザ32:15〜17 ヨハ16:13,20:22
 Iコリ12:8〜11 ガラ5:22〜23

讃美歌21の目次