「讃美歌21」 405番
 「すべての人に

 作詞者は由木康(1896〜1985)。日本の賛美歌界を指導した牧師・讃美歌学者。東中野教会で50年間牧師を務め、そのかたわら礼拝学・讃美歌学を大学で講じ、教団では讃美歌委員長などを勤めた。彼の創作歌、翻訳は現在でも評価が高く親しまれている。
 作曲は岡本敏明(1907〜1977)で、彼は信徒としてオルガニストを生涯続け、国立音大教授・日本合唱連盟理事長などの要職をつとめた。
 讃美歌歌詞
 
1 すべての人に のべつたえよ、
  神の賜える よき知らせを。
  父なる神は み子をくだし、
  すくいのみちを ひらきませり。

2 あまねくのべよ、よき知らせを
  まことの幸を もとめつつも
  世の人々に のべりたえよ

3 十字架のうえに 死にたまえる
  み子こそ永久の すくいなれば、
  神の賜える この知らせを
  地のはてまでも 告げひろめよ

 マタ10:7 イザ12:5 詩96:2,67:2−8
 マタ28:19−20 使1:8 ロマ10:14−15

讃美歌21の目次