「讃美歌21」 454番 「愛する神にのみ」
約400年前から歌い継がれている名曲。 歌詞、旋律ともにゲオルク・ノイマルク。 彼が19歳の時に大学への旅の途上で強盗に襲われて無一文になり、学資を稼ぐために職を探して歩いている時に、思いがけず家庭教師の仕事が与えられた時の感謝と喜びを歌ったとのこと。バッハもカンタータの中でこのコラールを一番多く用いている。 |
讃美歌歌詞 1.愛する神にのみ 依り頼むものは 苦しみの時にも ふしぎに守られ、 岩を土台とし 建つ家のようだ。 2.この悩み苦しみ、誰が知るのだろう。 この痛み嘆きを 誰がなぐさめよう。 むなしく重荷は 増えていくばかり。 3.しかし主の恵みは 私たちに満ち 安らぎを与えて 摂理をあらわす。 選ぱれたものに ふさわしく生きよう。 4.喜ぴの日を主は 備えてくださる。 その日を待ち望み まよいを退け、 み心を信じ み旨に従おう。 5.苦しみの中にも 神は見はなさず、 ふところに抱いて 良いもので満たす。 進みゆく道を 神は祝される。 6.み手に導かれて すべては正され、 力を誇るもの み前におののく。 私たちの主は 正義の礎。 7.歌と祈りささげ 主の道を歩もう。 祝福を受けつつ 新たに生かされ、 見捨てることない 神に依り頼もう。 マタ7:24‐25 詩62:2−3,118:6 ロマ8:31 申3:8 |