「讃美歌21」 511番 「光と闇とが」

 作詞のジェームズ・R・ローウェルは牧師の家庭に生まれ、政治家・大学教授など様々な顔を持っています。歌詞は、彼の詩集からの抄訳で「光と闇とが戦うこの世」は彼の実感だったのでしょう。
 歌名「TON-Y-BOTEL」(びんの中の曲)は、伝説として嵐の晩に海岸に打ち上げられた瓶の中からこの曲を記した言葉が見つかったということに由来するものです。

 
光と闇とが

1 光と闇とが 戦うこの世、        3 殉教者の炎を この身に受けて、 
  正義と不義とが 争うところ。          血に染むわが主の 足跡たどり
  今こそわれらの決断の時、           苦難と試練の 険しい道も
  ためらいひおるむな、悔いを残すな。     十字架負いつつ ひたすら進め。
 
2 誉れと栄を 受けるのは誰、      4 この世の力は いきおい強く、、 
  永遠の冠を 受けるのは誰。          真理の光を おおう時にも
  悪魔の誘惑 激しい時も            われらの目当ては 永遠のみ国、
  真理に立つなら 動かされない。       勝利を得るまで 神は導く。
 

      ヨハ16:33 ヨシュ1:9、24:15 詩37:14〜17 ロマ8:37 


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