「讃美歌21」 513番 「主は命を」

 この讃美歌は、ある牧師の書斎にあったキリストの絵の下に「私はあなたのためにこの苦しみを受けた。あなたは私のために何をしたか」と記してあったのに感動して作られたと言われます

 作詞者はフランシス・ハヴァガル。512番も彼女の作詞で、1836〜1879 イギリスでの短い生涯でしたが、牧師の娘で多くの宗教詞を残し「聖潔の詩人」と呼ばれています。作曲は、フィリップ・プリスでアメリカの大衆伝道歌手でもありました。


  讃美歌歌詞


1 主は命を 惜しまず捨て
  その身を裂き 血を流した。
  この犠牲こそが 人を生かす。
  その主に私は どう応えよう。

2 主は父なる 神を離れ
  暗くさびしい 世に来られた。
  栄えも位も すべて捨てた
  主のため私は 何を捨てよう。

3 主はゆるしと いつくしみと
  とわの命 もたらされた。
  限りなく深い わが主の愛
  その主に私は どう応えよう。

  ガラ2:19-20 イザ53:5 
  ヨハ1:11-12 フィリ2:6-8


讃美歌21の目次